毎年12月に浅草公会堂で開催される
坂東流チャリティ舞踊会で
母 坂東啓の門下二人が
舞台に立たせていただきました。

一緒に写っている坂東亜弥さんは
清元「卯の花」を。

お仕事が忙しい中、
お稽古大変だったと思います。

無事に踊り終えることができ、
感謝感謝、自分のことのように
ほっといたしました。

この日、亜弥さんは5年連続出演した人に与えられる
舞扇子を師匠と共に授与されていました。

2021年1月11日に開催される、母主催の舞踊会、
第五回「蔦の会」(於 国立劇場 )では
2人で 長唄「二人椀久」を
踊らせていただく予定です。

亜弥さんは 椀屋久兵衛を、
私、坂東ありかは遊女松山を。

静と動の展開があるドラマティックな曲で
感情の動き、表現力を求められる
ただ踊るだけでは伝わらない難しい演目です。

それに向け、すでに稽古は始まっていますが
お互い様々なスケジュールを縫いながら
本番に向けさらに一生懸命
稽古に励んでまいります❗️

温かい12月。まだ浅草寺の銀杏が
葉をつけて黄金色に輝いていました。

坂東ありか

女学生役、踊り終えました!

今回は企画演目の中の
「女ひとり」という演目に
参加させていただきました。

作られたのは、
これまで創作舞踊を
いくつも手がけられている
藤蔭流家元 藤蔭静枝先生です。

藤蔭先生の稽古場に伺って
ご指導いただける時間は
貴重な時間でした。

普段はほとんど
古典演目を踊っているので
創作舞踊に挑戦する機会を頂戴し、
たった4分、されど4分の
得難い経験となりました。

ご指導いただきましてありがとうございました。
また、ご一緒させていただいた
藤間紫櫻様、ありがとうございました!

最後、みんなで踊ったディスコ花笠も
とても楽しかったです。
こういう賑やかしがあると、
終わりが華やぎますね。

また、妹弟子の坂東雪啓は長唄「さくら」を
踊らせていただきました。

皆様、ありがとうございました。

坂東ありか

常磐津「戻駕」(戻駕色に相肩)

この演目は歌舞伎の所作事(踊り)です。

もとは上方にいた大物の役者さんが
江戸に来た時に、
江戸側の大物の役者さんと
お目見え共演するための
ご挨拶舞台だったそうです。

なので駕籠かきの役名はそれぞれ

『“東の”与四郎』あずまのよしろう

『“難波の”次郎作』なにわのじろさく

となっていて、
大変わかりやすいのです!笑

舞台は駕籠かきが花道から
登場するところから始まります。

大阪の駕籠かきと江戸の駕籠かきが
一緒に駕籠をかつぎ、
中には可愛い禿(かむろ)を乗せています。

禿は遊女の身の回りの世話をする
遊女見習いの少女です。

東西のふたりは互いの街の自慢をし、
それぞれの街で自分の遊女通いの様子を
面白く語り出します。

禿も混ざって一緒に踊っていると・・・

急にふたりはお互いが秘密の
重要アイテムを持っていることに気づきます。

実は江戸の駕籠かきは
「真柴久吉(羽柴秀吉)」で、
大阪の駕籠かきは「久吉」の命を狙う
大泥棒の「石川五右衛門」だったのです。

お互い戦おうとしますが
禿が仲裁に入り、
睨み合って幕となります。

歌舞伎では定番の
石川五右衛門VS羽柴秀吉の
モチーフで描かれたこの演目は、
見る方は難しいことなく
気軽に楽しむことができます。

一方、演じ手は、
古典的な遊郭での遊びを踊り、
「世話物」らしいリアルで庶民的な演技も見せ、
後半では「歴史上の大物」という設定で
重厚な演技も必要となります。

三者が舞台上で生き生きと動き回る
見ごたえのある演目です。

#戻駕色に相肩
#戻駕
#日本舞踊
#歌舞伎舞踊
#坂東流
#橋の会
#坂東巳之助 坂東勝友 監修
#坂東啓