今月、大田区の中小企業の社長の勉強会、
OMS会様で、僭越ながら講話と所作講座、
そして日本舞踊を披露させて頂きました。


出発前に母と。

「日本舞踊のお話」では、
その歴史から鑑賞のポイント、
そして話は江戸吉原の姐さん話へ。

日本舞踊の曲の題材には
実に多くの吉原の情景が詠み込まれ、
表現されています。

人々がいかに吉原を特別な世界として捉え、
憧れを抱いていたかがわかります。

踊りの披露は坂東流の曲から2曲、
清元「さくら」と長唄「甲子待」を
踊らせていただきました。

そして、プチ所作講座。

会社の経営者の方々であり
人生の大先輩を前に、若輩者の私などと
大変緊張致しましたが・・・

私の拙い話に一生懸命耳を傾けていただき、
また所作講座では積極的にご参加いただき、
最後は温かい励ましの言葉を頂戴し、
感激いたしました。

下の動画は2曲披露した内のひとつ、
「甲子待(きのえねまち)」の抜粋です。

撮影して下さったのは、かの有名なゲーム
パックマンを開発された方の一人で
元ナムコ社長の石村繁一様。

後から、動画を撮っておけば良かったと
反省しておりましたので、
映像をいただき嬉しかったです。
ありがとうございました。

その後の忘年会では
蒲田の名店「ひよこ」さんへ。

祖母、坂東三津春は蒲田を地場に
稽古場を開いた坂東流の先生でした。
現在も母が蒲田の稽古場を受け継いでおりますが
現在のメインのお稽古場は芝大門に移りましたので
蒲田に行く機会も少なくなってしまいました。

「ひよこ」は小さい頃、
祖母と一緒に家族で訪れたお店の一つ。
何十年かぶりの再訪、変わらぬ鳥料理の美味しさ。
とても懐かしく、幸せなひと時を過ごさせていただきました。

いつの時代の写真?というぐらい
昭和感漂う写真がお気に入りです。

こうして、皆様に挑戦の場をいただき、
育てていただいている事に感謝しております。

来年は、同輩の妹分との
舞踊ユニットの活動も始まる予定です。

またそちらはいずれご報告させていただきます!
これからも、温かい目で見守っていただければ幸いです。

坂東ありか

毎年12月に浅草公会堂で開催される
坂東流チャリティ舞踊会で
母 坂東啓の門下二人が
舞台に立たせていただきました。

一緒に写っている坂東亜弥さんは
清元「卯の花」を。

お仕事が忙しい中、
お稽古大変だったと思います。

無事に踊り終えることができ、
感謝感謝、自分のことのように
ほっといたしました。

この日、亜弥さんは5年連続出演した人に与えられる
舞扇子を師匠と共に授与されていました。

2021年1月11日に開催される、母主催の舞踊会、
第五回「蔦の会」(於 国立劇場 )では
2人で 長唄「二人椀久」を
踊らせていただく予定です。

亜弥さんは 椀屋久兵衛を、
私、坂東ありかは遊女松山を。

静と動の展開があるドラマティックな曲で
感情の動き、表現力を求められる
ただ踊るだけでは伝わらない難しい演目です。

それに向け、すでに稽古は始まっていますが
お互い様々なスケジュールを縫いながら
本番に向けさらに一生懸命
稽古に励んでまいります❗️

温かい12月。まだ浅草寺の銀杏が
葉をつけて黄金色に輝いていました。

坂東ありか