先代の家元、坂東八十助時代から、
お正月といえば毎年恒例、新春浅草歌舞伎でした。

祖母に連れられて家元の楽屋へ
お尋ねしたのが懐かしく思い出されます。

若い力が勢いを増して
見応えありました✨


記念に。

今日は前から3列目のど真ん中で
この辺りは役者さんとよく目が合うので
見る方も緊張しました😳

帰りは母と二人、尾張屋さんで
やっと本当のお正月が来たような、
いえ、お正月のお疲れ会のような乾杯。

年末はお互い忙しかったのですが
パーティやらお節やらと
料理を作りつづけお互い頑張ったので
日常がまた始まることに
違う意味でホッとしています。。

熱燗が染み渡りました。

席はたまたま、十代目家元 坂東三津五郎の額の下でした。
若旦那、頑張っていましたよ、と心の中で報告。^^

途中、小柄なかわいい男の子が尾張屋さんに
軽快に入ってきて、スタッフの方々に挨拶して
ひとりで食事されていたのですが、
横顔ですぐにわかりました。

中村屋の梅丸君!
とっても可愛かったです!!

 

常磐津「戻駕」(戻駕色に相肩)

この演目は歌舞伎の所作事(踊り)です。

もとは上方にいた大物の役者さんが
江戸に来た時に、
江戸側の大物の役者さんと
お目見え共演するための
ご挨拶舞台だったそうです。

なので駕籠かきの役名はそれぞれ

『“東の”与四郎』あずまのよしろう

『“難波の”次郎作』なにわのじろさく

となっていて、
大変わかりやすいのです!笑

舞台は駕籠かきが花道から
登場するところから始まります。

大阪の駕籠かきと江戸の駕籠かきが
一緒に駕籠をかつぎ、
中には可愛い禿(かむろ)を乗せています。

禿は遊女の身の回りの世話をする
遊女見習いの少女です。

東西のふたりは互いの街の自慢をし、
それぞれの街で自分の遊女通いの様子を
面白く語り出します。

禿も混ざって一緒に踊っていると・・・

急にふたりはお互いが秘密の
重要アイテムを持っていることに気づきます。

実は江戸の駕籠かきは
「真柴久吉(羽柴秀吉)」で、
大阪の駕籠かきは「久吉」の命を狙う
大泥棒の「石川五右衛門」だったのです。

お互い戦おうとしますが
禿が仲裁に入り、
睨み合って幕となります。

歌舞伎では定番の
石川五右衛門VS羽柴秀吉の
モチーフで描かれたこの演目は、
見る方は難しいことなく
気軽に楽しむことができます。

一方、演じ手は、
古典的な遊郭での遊びを踊り、
「世話物」らしいリアルで庶民的な演技も見せ、
後半では「歴史上の大物」という設定で
重厚な演技も必要となります。

三者が舞台上で生き生きと動き回る
見ごたえのある演目です。

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#坂東巳之助 坂東勝友 監修
#坂東啓

日本舞踊について取材していただきました

6月28日(木)
日本舞踊についてお答えした記事が言論プラットフォーム「アゴラ」に掲載されました。

実際の記事はこちらからお読みいただけます↓

言論プラットフォーム「アゴラ」
日本舞踊の師範に聞く歴史と魅力!
歌舞伎の語源は“傾く”?

http://agora-web.jp/archives/2033374.html

私の知っている範囲ではございますが、日本舞踊の歴史の一端と、現代における魅力をお話させていただきました。

お伝えしたいことが沢山ある中、的を絞ることが一番大変でした!

記事を書いてくださったコラムニストの尾藤さんにもご助言、ご協力いただき、なんとか思いをまとめることができました。

この記事は「アゴラ」への配信と同時に、「スマートニュース」、「グノシー」にも配信され、翌日は「Yahoo!ニュース」に掲載されました。

伝統芸能の魅力の一端を知るきっかけになったなら、うれしいです。このような機会をいただき、ありがとうございました。

坂東ありか 拝